( 書き人 301 大学生 )
2024.10.05
用水路の世界
お気に入りの田んぼ道を自転車で走っていると、その前に2人組の女子高校生が自転車で走っていた。
「やばっ、暑っ」と言いながら風を切り走る女子高校生たちは、若さに溢れていた。
その2人が通過した時に田んぼからドボンと用水路に何かが飛び込んだ。
その音に「きゃー」「何っ?」「カエルやろ」と言いながら走り去って行った。それが何なのか。
すぐ後ろを走行していた私は気になり、自転車を停めた。ウシガエル並みのドボン音だったのでおっかなびっくり用水路をのぞいてみると、その正体は、カメだった。しばらく眺めていると鼻呼吸する姿や流れに逆らい必死に泳ぐ姿がかわいく見入ってしまった。
その横には、糸トンボがとまっていた。( 寄稿文 書き人 301 大学生)
(編集者より。原稿は9月半ばにいただきましたが、当方の都合で今日の掲載になりました。)
2024.10.03-2
ツユムシ
駐輪場に自転車を停め、いつものように歩いていると白い壁にバッタのような虫が停まっているのに気づいた。
急いでいたので気になりながらも通過したが、せっかくなのでと思い、戻って撮影した。
白い壁にへばりついている。
土や草の香りがせず、自分は一体どこにいるのかとでも思っているのか、壁から動かずじっとしていた。 帰宅してから調べてみるとツユムシっぽい。
9月も半ば。まだまだ残暑が厳しいが夜になると日に日に虫の鳴き声があちらこちらで聞こえるようになってきている。( 寄稿文 書き人 301 大学生)
(編集者より。原稿は9月半ばにいただきましたが、当方の都合で今日の掲載になりました。)
2024.09.20
めだまやき
9月10日、朝食に目玉焼きを作ろうといつものようにコツンと卵を割ると出てきたのは黄身が2つ。1つの卵から2つの黄身。
それだけでいつもと違う朝を感じ、嬉しくなった。
朝の出来事から「おしゃべりなたまごやき」を読みたくなったので駅前の本屋さんをのぞいてみた。
子どもの頃によく読んでもらった絵本。
そんな絵本たちが、未だ本屋さんで売られている。
1972年に発売されたらしいのでかれこれ、52年のロングセラー絵本。
子どもの頃にこのにわとりだらけの表紙を見て、にわとり小屋のにわとりたちの絵に圧倒されたのを覚えている。
絵本を広げ、懐かしく、楽しい気持ちになった。( 寄稿文 書き人 301 大学生)
2024.09.17-2
水都くらわんか花火大会
9月15日に枚方の河川敷で花火大会があった。
今回で3回目。
昨年同様、花火を観に行ってきた。
人混みをかき分け、河川敷から花火を見る勇気は無く、教えてもらった穴場スポットから花火を見上げた。
5月か6月頃に掲示板にポスターが貼られ随分と先のことのように思っていたが、月日は目まぐるしく進み、花火大会を迎えた。
花火の下、線路を走る京阪電車はなかなか絵になっていた。
今年は5087発打ち上がり、夜空いっぱいに花を咲かせていた。
ちなみに花火の数は前年の枚方、高槻、交野の出生数だそうだ。( 寄稿文 書き人 301 大学生)
2024.09.15
京阪電車
京橋から京阪電車に乗ろうとホームで待っていると、やって来たのは、一昔前の京阪電車。その姿に驚いた。「かなりレアな電車なのでは。」と思い、車内に入りすぐ撮影してしまった。それまで、疲労困憊していたが車内に入りテンションが上がった。
周りの人に配慮した座りながらの撮影は、あまり上手く撮影できなかったが、吊り革や円盤のような空調機、網棚などが今とは全く違う。
電車を降りてから、車体の写真を撮った。今でも走っていたのかと思いきや、調べてみると2200系が60周年を迎え、記念塗装されたものらしい。1988年当時の車体外観に復元されたものだった。
レトロな京阪電車に乗りタイムスリップしたように思えた。また乗りたい。( 寄稿文 書き人 301 大学生)
2024.09.05-2
台風
前に台風が接近すると聞いたが、自転車並みのスピードで日本列島を行った台風の後のサンサン。
枚方公園口から京阪バスを待っていると、雲がもくもくと空いっぱいに広がっていた。
雲を捕まえるごとく、スマホで撮影した。
様々な種類の雲が画面に収まり美しかった。
スマホで撮影した画像に文章を付けて載せる。
それだけのことだがインスタとは違った程良い緊張感みたいなものがある。
ネタをみつけ、記事にすることが日々の生活をより豊かにし、励みにもなる。( 寄稿文 書き人 301 大学生 )